私の父(82歳)は、お金の管理をしっかりしている方です。ただ、その方法はアナログそのものでした。レシートを確認し、クレジットカードの明細書や通帳の記録を照らし合わせ、それらを紙に書き出して管理していました。
この方法では労力がかなりかかり、書き出して計算し終えた時点で満足してしまうこともしばしば。さらに、通帳記帳も毎月欠かさず行うわけではないため、不定期になりがちでした。
私自身も(現在50代半ば)、過去に紙の家計簿をつけていたことがありますが、3日坊主で終わってしまった経験があります。エクセルを使って分析したこともありますが、データ入力が面倒で長続きしませんでした。
今の時代、家計管理は無料または安価なアプリで手軽に行えるようになりました。クレジットカードや銀行口座と連携することで、自動的にデータを取り込み、食費や住居費などの分類も自動化されます。本当に便利な世の中になったと思います。こうした家計管理アプリを活用しない手はありません!
おすすめは「マネーフォワードMe」
このアプリには無料プランでも十分な機能があります。ただし、以下の制限があります。
- 連携できる機関は4件まで
- データ更新はリアルタイムではない
- データ保存期間は過去1年分まで
それでも、父の場合はクレジットカード2枚、銀行口座2つの範囲で管理しているので、この制限内で十分事足りています。むしろ、これ以上の連携はかえって管理が煩雑になりそうです。
出展:マネーフォワードMe 公式HPより
アプリ導入のハードルを乗り越えるには?
「アプリを入れるのが面倒」と思うかもしれません。その気持ちはよく分かります。ただ、ここは子どもや孫、甥や姪に頼りましょう。一度設定さえしてしまえば、ほとんど手間はかかりません。
実際、80歳を超える私の父も以前はチラシの裏に「家計簿もどき」を大量に書き出して満足していました。しかし、現在は「マネーフォワードMe」の画面を見ながら、何にお金を使っているのか確認し、無駄を分析するまでに至っています。
家計管理にかける時間が減り、その分をより有意義な時間に使えるようになったのを見て、家計管理ソフトの導入は本当に効果的だと感じています。高齢者の家計見直しにも、ぜひ一度お試しください!
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